エージェント契約は一見、魅力的に思えますが、日本の芸能界と言うのは、やはり持ちつ持たれつの関係が根強く残っているのです。
これに対し、たむけんは「吉本の看板は大きいですよ。
8月8日に開かれた経営アドバイザリー委員会の初会合。
会合に出席した岡本昭彦社長も異論はなかったという。
この制度が導入されると、吉本所属のタレントは、専属マネジメント契約か専属エージェント契約のどちらかを選ばなくてはならなくなる。
当時、吉本のマネジメントに対して批判が吹き荒れ、今の会長、社長の体制が続くなら吉本を辞めると言い出す芸人が出てきたんです。
もしマネジャーが必要ならば、芸人自身で雇わなければならない。
そこで吉本興業側としても そこまでマネージャーとの間に確執ができるなら 自分でマネジメントをできる専属エージェント契約を すすめたのではといわれています。
「『ラヴィット!』は、スタート以来低視聴率に喘いでいますが、芸能界的には、吉本と加藤との縁が切れたようなイメージがついてしまいました。
3月11日「極楽とんぼ」がパーソナリティーを務める『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演した加藤浩次が、吉本とエージェント契約を終了した経緯を説明した。
「はっきり言って加藤さんは見せしめでしょう。
淳がいずれ吉本を辞めるその理由は、芸能以外のやりたいことが多くなり、吉本興業のカバーする領域を超えてしまうからだ。
MCをつとめる日本テレビ系「スッキリ」で明かしたのだ。
「亮が残ってくれたほうがありがたい。
差別中傷を排除する• 芸能活動の仕事の獲得• 枕を高くして寝ていられないのは、吉本とエージェント契約している他の芸人たちだ。
(中略)NOっていうのも違う。
ギャラの契約などで事務所との間に代理人を立てることも可能。
加藤がどれほど知名度や人気があっても割りが合わない、メリットがないと判断したら、契約延長はしませんよね。
吉本側と幾度にも渡る話し合いを経て、自分が想像していたよりも吉本は窮屈じゃないと感じるようになった、というのだ。
そうした動きに極楽とんぼの加藤浩次が乗り、業界では〝加藤の乱〟なんて言われました。
一方の「エージェント」はもう少し範囲が狭く、「委任あるいは授権された代理権限の範囲内で、本人に代わって取引・契約等をなす者」のことを指し、「代理人」と言い換えることもできるでしょう。